いよいよ始まりますね。ソチオリンピック。みんなの注目を集めるのが、女子フィギュアスケートではないかと思います。日本選手には、みんな期待しているし、がんばって欲しいけど、やっぱり前回大会を見ているので、浅田真央選手に1番注目しています。



素人でも分かる、ズバリここが見るポイント

相変わらず、ミーハーでテレビ大好きの管理人は、先日のNHKスペシャルをじっくり見ました。

NHKスペシャル|シリーズ 金メダルへの挑戦浅田真央 最後のトリプルアクセル

そして、最初のトリプルアクセルが流れるように演技ができるか?この1点に注目して、浅田選手の演技を見ようと考えています。

番組で紹介された、浅田選手が4年間かけて築き上げたこと

昔の浅田真央選手は、いとも簡単にトリプルアクセルを飛んでいたと思いますが、近年は失敗する姿をたびたび目にすることがありました。
スポーツ力学の専門家の解説によると、浅田選手の体格の変化が大きいとのこと。
昔に比べて身長が伸び、肩幅も大きいので、同じイメージで3回転半飛ぼうとすると、体を、グッと沈み込ませて勢いをつけて、ドスンと降りるような格好になるそうです。
そこで、演技が途切れたような印象を見せるとのこと。

そこで改良したのが、トリプルアクセルの前の初速スピードを、以前よりも上げること。より勢いをつけて前に飛ぶことで、回転と着地をスムーズにし、次の演技につなげることを目標に練習したそうです

そのために、ジャンプよりも基礎のスケーティング練習に力を入れていた時期があったり、ウェイトトレーニングを取り入れたりもしたそうです。

素人では採点がわからない

フィギュアスケートって、採点方法がよくわからないというのは、管理人だけじゃないと思います。

女子フィギュアの世界で一番難しいトリプルアクセルを、唯一飛んだ選手なのに、飛んでいない選手に技術点で16点も差をつけられたというのが、よく物語っていると思います。
ジャンプの難易度だけでなく、力みなくきれいに飛べたかや、その後の演技にスムーズに移れたかも大事なポイントだそうです。

・・・それなら、あえて難しいトリプルアクセルを飛ばないほうがいいのでは?とも思うのですが、やはり、この技には彼女のこだわりがあって、最後のオリンピックだからこそ、飛びたい。そして、完成させたいということのようです。

祈る気持ち

前回のオリンピックは冷静な気持ちというより、「失敗しないで。。。」と祈るような気持ちで、手にぎゅっと力が入った状態で見ていました。おそらく、今回もそうだと思います。

一生懸命やったからと言って勝てるとは限りません。それでも、浅田選手の最後の競技と結果が華やかなものになるように祈っています。

追記 2014/02/21(金)

管理人がツイッターでコメントすると、どうも日本人選手の調子がよくなかったので、黙っていましたが競技はちゃんと見ていました。

ショートプログラムが、不本意な結果に終わった時、悔しい!。なぜか、そう思って。。。別に、家族でも関係者でもコーチでもないけど、そう思えたんです。

できれば、勝たせてあげたいという祈るような思いで。同じように感じた人は多かったのでは。浅田選手の人柄とか、競技に対する姿勢がそうさせたんだと思います。

フリー演技は、トリプルアクセルはじめすべてのジャンプが完璧で、さらに演技そのものも素晴らしかった。何よりも、気迫、そして彼女の優しい気持ちが演技に乗り移っていたと思います。NHKの女性アナウンサーが泣いていましたが、管理人もそして、日本中のみんなが同じ気持ちだったのではないかと思います。

浅田真央選手は、今回のオリンピックで競技引退を示唆しています。ああ、これで一つの時代が終わったんだという清々しさと感動と、そして、ちょっぴり寂しい気持ちがしています。

真央ちゃん、本当にお疲れ様でした。そして本当に素敵でした。

感謝:キャプチャ写真は、写真素材 足成さんから引用しました。素敵な写真をありがとうございます。