萩市に訪れたら、絶対に行ってみたいところがありました。それが松陰神社。
昔、受験時代に「松陰神社」にお参りした受験生は、みんな受かるらしいよ。。。なんてまことしやかなな噂が流れて。
当時は、学生でしたが、今は大人になったので、改めて行ってみることにしました。
アクセス
萩城とか、高杉晋作や木戸孝允の生家のある地区とは、川を挟んで反対側ですが、看板がたくさん出ているので必ず分かります。萩の地元の方は、祀られている吉田松陰を「松陰先生」と呼んでとてもリスペクトされていて、その雰囲気がよく伝わってきます。
目の前には駐車場があって無料です。管理人たちが行ったときは平日だったので大丈夫でしたが、休日は大丈夫なのかな。。。と感じてしまいました。
記事下に地図リンク、付近の飲食店情報を掲載しています
掃除が行き届いててきれいな神社
境内のはじめには、案内図があります。松下村塾と、杉家の幽因室は見ておきたいところ。
境内を歩いてみて思ったのは、とても丁寧に掃除されていて清潔できれい！
失礼ながら行く前のイメージは、少し荒れた神社なのではないかなと思っていました。
「親思う こころにまさる 親ごころ きょうの音づれ 何ときくらん」
ご存知の通り、松陰は安政の大獄で処刑されています。これは死を覚悟して両親にあてて書いた手紙だそうです。松陰は外国に行こうとしただけですから、何とも不合理な気がしますね。この後、桜田門外の変が起こり、日本が大きくうねりを立てて変化していった、ちょうどそんな時期なんですね。
右手には、神社に似つかわしくない現代風の立派な建物が。これは社務所だそうです。
これ。。。があの有名な？
左手に見える建物。これが松下村塾です。あまりにも有名な名前の割に、これ？とも言える小さくて、失礼ながらしょぼい感じの建物。でも、これは本物で、当時のままの姿をほとんどとどめているそうです。
松下村塾の奥に、塾よりちょっと一回り大きな家っぽいものがあります。これは、吉田松陰が幽囚されていた家のようです。
神社へのお参り
神社へのお参りもしました。個人的で俗世間的なことお願いしたんですが、場違いだったかな。。。
松陰先生への尊敬
管理人は日本史は、そんなに詳しくないですが受験でちょっとは勉強しました。ただ、吉田松陰ってそんなに大きな扱いはされていなかったと思うんです。
イメージでは、頭のよい人で、見聞を広めようと黒船に乗ってアメリカに行こうとしたが失敗した。安政の大獄で処刑されてしまった。その処刑を命じた大老井伊は、桜田門外の変で殺された。
正直、イメージではこのくらい。高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文といった人たちのほうが、むしろ教科書ではよく出てくると思います。
しかし、地元の人も、幕末歴史好きの人も、吉田松陰への扱いや思いは別格中の別格と言えるほどの気がします。
彼の死後活躍した人物たちが彼の思想を受け継いでいった。下記のウィキペディアには、彼の考え方の一端や言が記されていますが、なるほど、その後の日本の政策に影響されたものも多かったのだなと思います。
松陰神社に行くなら、最低でもウィキペディアには目を通しておいたほうがいいかもしれません。
あ、それと来年のNHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」の次のドラマは、松陰の妹を主人公にした「花燃ゆ」だそうです。
住所：萩市松本市1537
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