佐賀市の佐賀城本丸跡に行ってみました。
記事下に地図リンク、付近の飲食店情報を掲載しています
佐賀市の中心地
昔の佐賀城は、今の佐賀市の中心になっています。付近でもひときわ高い佐賀県庁の展望台から、佐賀市を見下ろすとお堀が割ってある様子がよくわかります。
佐賀城本丸御殿はここです。お濠で守られているこの一帯は佐賀城だったんでしょうね。こうやって見ると結構広い敷地です。
駐車場も入場料も無料
目の前に駐車場があって無料です。なんと太っ腹なんでしょうか?さらに、佐賀城自体の入場料も無料というありがたさ。
鯱の門と続櫓は国の重要指定文化財。昔のままの姿をとどめている唯一の建物だそうです。(参考:佐賀城 – Wikipedia)
鍋島直正公のことをちょっと知ってから
佐賀城は何度か火災で焼け落ちたそうですが、幕末10代藩主の鍋島直正(斉正)公が御殿を再建築したそうです。この直正公は名君で、藩財政を立て直したり、優秀な人材を育てたり、大砲や反射炉を作るなどの科学技術を発展させたりしています。また、明治維新後も活躍しているそうです。(参考:鍋島直正 – Wikipedia)
城内の展示の内容は、ほぼ直正のことなので、予備知識があるほうが楽しめると思います。
入り口には大砲があります。当時、鉄を上手に作る技術をいち早く導入。明治維新後には、佐賀藩の作った大砲が活躍したそうです。
中は広いです。畳の間がずーっと続いていて気持ちがいい。形は昔のものですが、建物は新しいのでよりそんなことを感じました。大きな広間を見ていると、昔、ここでたくさんの家臣たちを集めて、何か話したりしたのかな?なとど想像をかきたてられます。
資料などもたくさん展示してあります。建物の構造の模型とか、直正公の書とか。
直正公の居間は、時代が立ってから公民館として使われていたそうですが、本丸御殿ができたときに、こちらに移築されなおしたとのこと。
昔の長崎の様子、反射炉の話、蒸気機関車、船の話などたくさんの資料と展示があります。子供たちも来て、熱心に説明を聞いているのが印象的でした。
住所:佐賀市城内2-18-1