福岡城址天守台

先日、福岡城址ガイドツアーに参加した時の画像。むかし、このような天守閣は福岡城にあったんでしょうか?管理人は、ズバリこう思います。無かった



誰もが、ここに天守閣があったら。。。と思う

福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台
福岡城址天守台

これが、福岡城址ツアーの時、天守台(天守閣の土台となる石垣)から撮影した写真。土台からですら、こんないい景色が見えるんです。もし、この上に天守閣があったら。。。たぶん、誰もが考えることだと思うし、ここまで築城した長政はじめ、関係者はみんなそう思ったと思います。

微妙な時代

福岡城の工事がはじまったのは、1601年と聞きます。1600年(ヒーロー多くし関ヶ原)が関ヶ原の戦いなので、ちょうどこの後ですよね。この時代は微妙な時代だと思うんです。
100年以上、戦いと殺し合いに明け暮れてきた日本。やっと新しい平和な時代がはじまる予感がする。徳川家康、秀忠親子が、それを実現してくれるんじゃないか?

でも、まだ分からんぞ。豊臣秀吉公は、あんなに優れた人物だったのに、天下平定後はあんなに悪政になったじゃないか。家康も高齢だし、世の中どうなるか分からん。

これからの福岡のため、政務の中心となる城は作らないかん。平和な世の中だったら、防御の備えはないほうが仕事がしやすいけど、また戦国に逆戻りしたら大変だ。近くにいる細川家とは仲が悪いしな~。

まずは、石垣と堀から作ろうか。。。そして、政務に必要な建物。城主、家臣が住む屋敷。戦いに必要な櫓を作ろう。天守閣は、まあ最後だな。

そして、大阪の陣があった。福岡城の何倍も大きな規模の堅固な城が落ちていく。。。
これからの戦争は城で守ることはできない。じゃあ、お金として残しておこう。
と、こういうことではないかと思います。

参考:福岡城 – Wikipedia