軍師官兵衛の第一巻読みました。歴史ものなので、さぞ苦労するかと思いきや、ダイナミックに分かりやすく書かれていたストーリーものなので、わりとすんなり読むことができました。
官兵衛と言えば。。。
今、福岡では「藩祖、官兵衛」というキャッチコピーで盛り上がっています。
ところで、あなたは黒田官兵衛(孝高・よしたか)に対して、どんなイメージがありますか?
管理人は
- 戦争の天才。同時代、真田昌幸に並ぶ
- 福岡城の初代藩主・長政公の父
- 関ヶ原の戦いの時は、九州平定をしており、天下取りの野心があったかなかったか
とこのくらい。歴史ものは漫画で読む程度。織田信長が本能寺の変で殺された時、秀吉に「ご武運が訪れましたな」と励ましたくらいしか、官兵衛の姿って見たことがありません。
そんな官兵衛が、なぜ福岡に来ることになったのか(元は姫路城主)。。。検索で引けば、答えは出てきますが、その経緯などは、福岡に住んでいながらよく分かっていませんでした。
家・絆を守っていくというプレッシャー
黒田孝高(官兵衛)の生涯はよく知られているので、あらましはだいたい分かります。黒田孝高 – Wikipedia
第一巻は、上記wikipediaの播州時代くらいまでの内容が書かれています。管理人の感想は、「官兵衛が家・絆を守っていくというプレッシャー」が描かれている。
若くして、父から家督を譲られる。お嫁さんも子供もいる。裸一貫から自分についてきてくれた家臣がいる。一城の主であり器量も認められているが、優柔不断な主君がいて、守らなければいけない。さらに、時代の潮流を見れば、織田信長の台頭に賭けるが、まだまだ敵が多く、隣国の毛利の脅威もある。いつ裏切るか分からない宇喜多などの侮れない人物もいる。
そんな中、自分の一つの判断ミスで、部下を死なせるかも、信長を激怒せるかも、同盟関係の大名が裏切るかも、家族が殺されるかも。。。
その中で、官兵衛が何を信じ戦ってきたのか。。。それが第一巻にあたると思います。
はたして、ドラマではどんな風に描かれているのか、かなり楽しみです。
地元、福岡を知るきっかけの一つに
福岡に住んで長いこと経ちますが、黒田官兵衛、長政のことは断片的にしか知りませんでした。
たとえば、博多駅前にあるこの銅像。昔は、これを「黒田長政公」だと思っていました。
黒田節と言えば、結婚式でご年配の方がお祝いに踊る踊りで、大きな杯と槍を持つので、その象徴、そして黒田節というその名前から、長政公だろうと勘違いしていました。
これは、官兵衛・長政の家臣である母里太兵衛(友信)です。大変、勇猛果敢な武将だったんですね。もちろん上記、軍師官兵衛の第一巻にも出てきます。ドラマでは、速水もこみちさんが演じます。