朝倉市に、秋月と言う小京都で昔ながらの風情を残す町並みがあるらしい。。。と聞いてて一度行ってみたいと思っていたんです。
記事下に地図リンク、付近の飲食店情報を掲載しています
秋月藩
ここ秋月は、黒田の二代目から秋月藩と呼ばれていたそうです。初代藩主の黒田長政公が自身の三男、黒田長興(ながおき)公に遺言で5万石を与えられた藩だそうです。この長興公という人物は、とても優秀な人だったようで、長政はできれば長興に黒田藩を継がせたいと思っていたふしがあります。(家臣の反対で敵わず)
二代目、黒田忠之の時に起こった有名な黒田騒動からもなんとなくそのことがうかがえます。参考:福岡藩 – Wikipedia
アクセス
地図は記事下に掲載しています。「大きなグーグルマップで見る」をクリックしていただくか、「朝倉 杉の馬場」と検索するといいと思います。
杉の馬場入口は車で登って行くと分かりますが、それをちょっと過ぎたところの個人がされている駐車場に停めました。公営駐車場は400円。こちらは300円でこちらのほうがお得です。先に料金を払ってから行くスタイルなので小銭を用意しておくと喜ばれると思います。
ここからまっすぐ入っていきます。もう、ここから風情がありますね。
秋月郷土館
管理人が秋月に行ったのは平日の午後4時ごろ。もう、お客さんの数もまばらでお店もかなり閉まっていました。秋月に行かれるのであれば、午前中とか土日のほうがいいかもしれません。
石垣の測量をやってらっしゃいました。保存文化財のために大事なんでしょうね。
これが秋月郷土館。この日は入館しませんでしたが、ここには長政公や長興公が実際に着用した甲冑や、長興公が島原の乱の時に出陣した屏風が残っているそうです。
ここは桜の名所でもあります。両側にずーっと植えられている木は桜だそうです。
この坂は瓦坂(かわらざか)と呼ばれています。上記の郷土館の屏風絵にも描かれています。この上が秋月城だったようです。今、どうなっているかと言うと。。。後述します。
元お城は秋月中学校に
以前、こんな記事(昔の城跡、武家屋敷跡は学校になっているケースが多い)を書きましたが、秋月城はこれを地で行く感じで、今は秋月中学校になっています。部活帰りの生徒さんが、自転車に乗って下校したり対面の武道館に行ったりしていました。
中学には入れませんが、少し歩いたところに長屋門があります。
門しかないですが入ってみました。中学校の校庭のそばに出ます。昔は、もう少し奥までいろいろあったんでしょうね。
地元のお菓子やさんがあるとか、いろいろ聞いていたんですが遅い時間だったせいか、あまりお店が開いてなかったのがちょっと残念。秋もいいけど春のほうが気持ちのいい通りかもしれません
住所:朝倉市秋月野鳥