友泉亭公園に行ってみました。藩祖と呼ばれる、黒田官兵衛(孝高)・長政親子から、時代が下ること、黒田家六代目藩主、継高公が作った見事な庭園。
記事下に地図リンク、付近の飲食店情報を掲載しています
アクセス
福岡市城南区。住宅街も多く、お店も多いこの地域に、素晴らしい公園があることは知っていたんですが、なかなか行く機会がありませんでした。天神から気軽に行けるという立地条件ではないからだと思います。記事下に地図を掲載しています。
管理人は車で行きました。202号線を西に、別府橋を渡る前に樋井川に沿って油山へ向かう途中、左側に出てきます。
入口はこんな感じですが、車で言った場合はもう少し奥。
こんな感じの駐車場があります。あんまり大きくはないので、できればバスなどで行かれたほうがいいんでしょうね。一台300円です。鎖は車が近づくと下がりますので、そこから入れます。
六代藩主、黒田継高公による造園
六代藩主の黒田継高(つぐたか)公により造られた別邸だそうです。継高公は名君だと聞いています。ちょうど、吉宗の享保の改革のころの君主で、財政の立て直しなどに大きく貢献されたようです。
まあ、そのくらいしか分かりません。この公園が、黒田官兵衛と直接ゆかりがあるというわけではないようです。
邸宅の中
入口を入って右の建物で入場料200円と駐車場代300円を払います。(出庫の時のコインを受け取る)
奥の人たちは結婚のために写真を撮っているとのことでした。
邸宅とお庭と二つのルートと言うか、眺めを楽しむことができます。
まずは邸宅の中から、
ゆったりとした時間が流れる庵。ここに本を持ち込んで、静かに時を楽しむなんてことも良さそうです。
御抹茶セット
頂いたお抹茶セット。美味しかったです。
庭からの眺め
庭もぐるっと一周してみました。
ちょうど桜が終わった季節くらいでつつじがきれいに咲き始めるころという感じでした。街の喧騒を忘れさせてくれるような場所です。よかったら、あなたもぜひ訪問されてください。
追記 2014/9/301
古い新聞を整理していると、こんな記事が出てきました。毎日新聞でおそらく、2014/6/29の記事だと思います。
ちょっと中の記事の一部を引用します。
正門をくぐりぬけた場所にある本館は、麻生家、安川家と並び、筑豊炭田の「御三家」と呼ばれた貝島家が1936年に完成させたものだ。同家の別邸として使用された木造平屋建ての本館には、当時の隆盛を示すかのように17.5畳の大広間などがある。今ではその広間を使って結婚式やお茶会のほか、数多くの催し物が開かれる。本館からは、コイが泳ぐ広大な池をまじかに臨むこともできる。
福岡発展の礎となった炭鉱王がこの地を整備したのは、福岡藩祖である黒田官兵衛の子孫、六代藩主の継高だ。(。。。続く)
貝島家が、この邸宅を所有していたとは知りませんでした。建物のほとんどは貝島家のものなんですね。
貝島健次別邸(友泉亭公園) | 九州ヘリテージ フィールドノート
こちらのブログにもその記述があります。
住所:福岡県福岡市城南区友泉亭1ー46