伏見稲荷大社のすぐ隣で400年余り続く料亭。江戸時代の絵に描かれるかつての建物には、玉のマークがついている。現在の壁にも同じマークがしるされている。これは、楼門前のキツネがくわえている宝珠、宝の玉を表している。この玉家は、かつて諸大名が利用する宿。大名が使っていたお弁当箱も残されている。それを再現した現代の名物が”大名弁当”。手提げ付きのお重に多彩な京料理が入る。雅なお弁当で大名気分に浸ることができる。

住所:京都府京都市伏見区深草稲荷御前町73