福岡市住吉区にある「楽水園(らくすいえん)」に行ってみました。オフィス街にありながら自然あふれる贅沢な時間がすごせる場所。
記事下に地図リンク、付近の飲食店情報を掲載しています
アクセス
地図は記事末に掲載しています。住吉神社の横。キャナルシティのすぐ近く。テレビ東京系列の福岡の地方局、テレQのすぐ近くです。
管理人はキャナルシティの近くの駐車場に停めて歩いて行きましたが、楽水園自身の駐車場もあります。
一日停めても300円とのことなので良さそうですがあんまり台数がないですね。福岡市の博多駅と天神を100円で巡る循環バスの途中にありますので、できたらバスで行くのがいいでしょう。(福岡都心100円バス|路線図・路線案内|バス情報|西鉄くらしネット ─にしてつバス・電車時刻表やおすすめ情報─、テレQ前か、駅前四丁目で降りるといいと思います)
博多べい
これが有名な博多べいと言いたいところですが、正確に言うと本物ではありません。
まず、博多べいとは、戦国時代の戦乱の中で荒れ果てた博多の街を復興させるときに、がれきとしてあった瓦や石を塀に使ったもので、豊臣秀吉が命じたと言われています。
この楽水園自体、建設されたのは明治の後期で、博多の豪商「下澤 善右衛門 親正」が建てたそうです。博多町衆の復興への熱い思いを現代に復元したとのこと。楽水園(福岡県福岡市) | 左官建築物紹介 | 一般社団法人 日本左官業組合連合会
本物は、聖福寺や櫛田神社にあると聞いています。ちなみに、管理人は崇福寺でも似たようなのを見たんですが、あれは違うんでしょうか?
梅雨時期の晴れた日、新緑がまぶしく、気候もいい
入口はこんな感じ。趣があります。訪問したのが、2014年6月04日(水)。福岡は、もう梅雨に入って、この日の午後は大雨が降ったんですが、この時はなぜか晴れてて、暑くもなく寒くもない気持ちの良い気候でした。
入場料は大人100円。この日は抹茶が用意されている(300円)とのことで、それも注文しました。
お庭の形式は、「池泉回遊式 日本庭園」と呼ばれるそうです。庭園は、ていねいに掃除されていて、気持ちのいい空間でしたが、解説などはできないので、ただただ撮影した写真をどうぞ。
抹茶を楽水園でいただく
庭を一通り見た後は、風情のある建物の中で抹茶をいただきました。
通されたのは一番奥の部屋。立派なお茶室です。
お茶はこんな感じ。あじさいの落雁が印象的でした。
本当に静かで贅沢な時間を過ごせる場所。あなたも一度いかがですか?
住所:福岡市博多区住吉2丁目10番7号